光沢(箔？)のある白地に刺繍の施された帯から作ったバッグ です。封筒型の数寄屋袋も良いなと思っていましたが、刺繍部分をできるだけ見せる形にしたくてこうなりました。
１針ごとに表面で玉結びを作り立体的に刺された、相良刺繍と言うのだそうです。糸の光沢が出ないからか、地に光沢が有っても華やかと言うより落ち着いた雰囲気です。
横は生地幅いっぱいに使って30cm、全くの平らも使いづらいでしょうと思い底マチを3cmつけました。両側のDかんは、いろいろな持ち方が出来るように。
もともとクラッチバッグの持ち方をイメージしていたので、肩紐よりもストラップかなと思ってたのですが、クラッチバッグにしては頼りないと言うか… もっと硬い芯を使えば良かったかもしれません。帯生地が厚いのと、内袋・外袋どちらにも薄手の接着芯を貼っているので、すぐ型崩れするほどではありません。でも想像していたより柔いのです。
そんなわけで肩掛け仕様がメインになるよう方向転換して、肩紐を作ります。金具が足りないのでまた後日…
内袋は着物のハギレです。生成～桃色のグラデーションに所々絵が入っていた物で、絵の部分を中心に使いました。本体はファスナーで開閉、内側と外側にポケット、外ポケットは8mmのマグネットホックでとめています。
あとは肩紐と、刺繍部分が少しだけ残っているのでポーチくらい作れるかなと思っているので続きます。