黒留袖からのリメイク2着目、ドゥエボットーニ(2つボタン)のセミワイドスプレッドカラー。 柄が一番広くて鮮やかな部分を、上前見頃で使いました。前立てと襟の形以外は1着目(フライフロント)と同じです。こちらはフレンチフロント。一番下のボタン穴だけ横向きなのは、腰回りの動きに対応できるようにだとかそんな記事を、どこかで読んだのを思い出したから。
左袖と背中の左肩に紋部分。衿、剣ボロ上下、カフス、ガジェットに柄部分を少しずつちりばめて、これで綺麗に全部使いきり。
高めの台衿についた2つボタンが特徴なので、梅型のボタンと、襟元の梅柄に合わせた橙色の糸で目立たせました。でもこの場合、台衿のボタンは一回り小さい物が正解だったのかもしれない。他と同じ11.5mmが付いています、大きかったかな…
ボタンの色は1着目と同じ黒蝶貝。同じ形で茶蝶貝も有って、最後の最後まで悩んだんですね、たまには冒険してみようかと。でも糸を橙色にしようと思いついたら、映えるのは黒系だな、と。結果これで良かったと思っています。やっぱり好きな色はしっくりきますね。
1着目もそうなんですが、完成してから袖の長さをカフスの繋ぎ目で1cmほど詰めました。身頃幅と肩幅に気が向き過ぎていたようです。